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相手の好意に気づかなかったお見合い
パートナーエージェントお見合い体験談
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まだ本格的に寒くなる少し前くらいの季節だったと思います。パートナエージェントでの活動が
少し停滞していた頃です。その時に参加したイベントは、よく話が弾み気の合いそうな人が何人か
いました。女性の参加人数は１４人位いたと思います。私が参加した中では最多の人数でした。
パートナーエージェントのイベントは１人１０分ほど話します。これが１４人だと１４０分になります。
一度休憩をはさんでまた再開されます。お見合いを１４０分間入れ替わり立ち替わりすると、
最初のほうは元気に話しているのですが、終わりの方になるとかなり疲れがたまってきます。そして
全ての方に全力を尽くすのは結構な集中力が必要です。この方はその時、後半最後の方の席に
座っていた人でした。第一印象として思ったのは、表情が堅いという事です。
でも話してみると話がそれなりに盛り上がります。それに一番驚いたのは私の話で笑ってくれている
所です。なぜこの人は笑ってくれるのだろうと不思議に思いながらも、なぜか心が温かくなるような
感覚が湧き上がりました。ただこの時のイベントは他にもかなりいい人が多く、迷いましたがこの時は
申し込むのを辞めました。
その後、翌週の水曜日になるとコンシュルジュのリコメンド（紹介状）と合わせて、イベントで申し込みが
あった方からの紹介もあります。確認してみるとその女性から申し込まれています。その時、ああ失敗した、
申しこんでおけばよかったと少し後悔しました。イベントで両者が申し込んでいると交際成立になります。
こちらが申し込んでいないので、あまり良い印象はもっていないのではないかと思いました。
この女性は土日が仕事だったので、お見合いの候補日が平日で上がっています。私はその時かなり
忙しかったので、出来れば土日の夜にしてもらえないかと、パートナーエージェントのファーストコンタクト
センターに連絡をいれ、調整してもらおうとしました。（パートナーエージェントにはお見合いの待ち合わせ
場所、時間の都合が合わない場合、会員同士の間に入って調整をする専用の部署があります。）
相手のあらを探さず、良いところを探すようにする−
パートナーエージェントお見合い体験談
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しかし相手の女性は何日かたっても反応がなかったので、この方もかなり忙しいかもしれないと思い、
平日の夜に都合を付けました。お見合い当日になって待っていると、彼女からすごく笑顔ですいません
お待たせしました。と声をかけて頂きました。特に遅れてきたわけでもないのに、こんな事は今までの
お見合いではなかった事です。だいたい緊張して表情が硬いものです。最初から他の方とは違って
フレンドリーな方だなと思いました。
いろいろと話していると、この方は留学経験のある方だとわかりました。異文化に触れた事が影響
しているのかどうかはわかりませんが、少し普通の女性とは違っていて、考え方がポジテイブだなと
思いました。特に感じたのはコミュニケーション能力が高い所です。話が途切れると、この方は自分で
いろいろ話を振ってくれたり、質問をしてくれたりします。私のお見合いの経験上、男性が話の流れを
作ってというのが普通です。でもこの方は会話のキャッチボールがすごく上手な方で、話していて楽しい
という感じがしました。
１時間位で切り上げ、お店をでた後も話しながら駅に向かい、笑顔で別れました。なにか短時間で
結構仲良くなった気がしていました。そして家に帰ってからどんな返事を返そうかよく考えてみました。
少し気になった所もあったからです。カフェではお茶と割り勘が原則です。しかしこの女性はケーキも一緒に
頼み、私も頼んだのですが、二人で３０００円近くかかりました。私も店を出る時はいい方だと思ったので
彼女の分も支払いました。でもほぼ初対面の人に払ってあげる金額ではありません。
彼女は自分の分を支払おうとする様子はありませんでした。
そして彼女は土日の夜は空いていて、特に忙しくはないと言っていました。しかし時間を合わせては
もらえませんでした。もしかしたら他に交際している相手がいるんじゃないかなという思いもあったので、
（交際になっても知り合いの段階なので、相手がいても特に問題ないのですが、はじめからよいかただと
思っていた所があり、余計に気になってしまいました。）迷いに迷った挙句、御断りの返事をしました。
この後に相手の返事がどうだったかを、パートナーエージェントのコンシュルジュに聞いた事があります。
相手の返事はＯＫだったそうです。
後からあの別れ際の笑顔は本当だったんだとか、よい印象をもってくれていたんだとか、いろいろと
後悔しました。そしてこのお見合いでの教訓は「考え過ぎた」という点です。お見合いの目的はこの人が
どんな人かを知って、そしてその人とこれから交際してみたいと思うかどうかです。相手の女性が複数人
と交際していても、それは納得して入会しているはずです。あまり深く考える事ではないのです。
またもし合わなさそうだと思ったら、直接相手に別れを告げる必要はありません。
担当のコンシュルジュに伝えればいいようになっています。こういったシステムが出来ているので
多くの人と会って、自分の許容範囲内で交際してもいいのです。考え過ぎてお見合いの趣旨を
履き違えている事に気づきました。今回のようにいい出会いを無駄にしないために、これ以降の
お見合いでは相手のいい所を見るようにして、積極的に交際希望の返事を返すようにしました。
結果として、交際に発展する女性が増えていきました。
結婚相談所、婚活サイトに登録している男女は、結婚したいという意思が明確なので、パートナーが
かなり見つけ易くなっています。また婚活に煮詰まった時、アドバイザーの指摘から改善点がはっきり
するメリットがあります。そろそろ結婚したと考える方にはぜひおすすめです。
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