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本人希望欄の使い方
履歴書の本人希望欄には給料、職種、勤務時間、勤務地、その他についての記載事項ではあります。


しかしここの欄に記載事項の全の希望を書くのはあまり良い事ではありません。
一般的には以下の2つくらいにしておきます。
給料:御社規定に従います。
希望職種:○○を希望します。


記載内容はこれくらいだと思います。私は給料についてはなにか理由があっても具体的な額は
かくべきではないと思います。


なにか理由があればそれは入社してから相談すべきであって、まだ自分を評価してもらう段階で
個人的な理由は控えるべきです。社員になって初めてその人の事情を踏まえて、ある程度の
対処してもらうのが筋ではないでしょうか。給料の問題はどこの企業もシビアに見ています。


職種については、募集職種と自分の希望職種と一致している職種を書きます。
大量募集している企業などでは、募集職種が多種な場合もありますので、採用担当者にすぐわかる
ように記載しておきます。


勤務時間、勤務地についてシフト勤務や転勤ありの場合は、特段の理由がない限りは給料と同じで
「御社規定に従います。」としておきます。募集要項に勤務地が指定されてたり、勤務時間が決まっていたり
している場合は特に記載の必要はありません。


ただ親の介護でどうしても対応ができない場合などはその理由を本人希望欄に書きます。
給料とは別でこれはいくらか対応してもらえる可能性はあるかもしれません。


この本人希望欄に関しては空いているスペースを全て埋める必要はありません。あまり希望を書き
すぎると、入社してからも臨機応変な対応ができないのではと判断される場合もあります。
本人希望欄はなにを書いても良いわけではないという認識を持ちましょう。


■その他の本人希望欄の使い方

本人希望欄は希望だけを書く欄ではありません。通信欄や自己PRなどを書く欄としても利用できます。
会社を辞めずに転職活動してる人などは、連絡がとれる時間帯をかいておく事も可能です。


年齢制限を超えている場合などは、それでも御社で働きたいという熱意を伝える、
自己PRの欄としても活用できます。


■その他の記載項目
●通勤時間
通勤時間はだいたいの時間を記載する人をいると思いますが、これは乗り換え時間と待ち時間を
含まない通勤時間を書きます。


採用担当者は書類選考で、履歴書の学歴や職歴のつながりを重点を置いて確認しますが、
この応募者を雇ったらいくら人件費がかかるのか、という事も頭に入れて書類選考しています。


一年間でかかる人件費は数百万かかると言われていますので、やはり記載項目としては
きちんと時間を計って書くべきです。


したがって会社に近い方が、通勤手当を支払う負担が少なくなるので、有利と言えば有利になります。
しかしだからといって通勤時間を短くして、虚偽の時間をかかなようにして下さい。


応募者の住んでいるところをみれば、時間くらいはすぐに分かります。
書類選考の段階で信用を失っては何にもなりませんので注意してください。



●配偶者の有無、扶養家族の有無
多くの会社は扶養手当などが一人〜円〜人までなどの決まりがあるものです。家族があると会社が
支払う給与の金額が変わってくるので、これも採用側にとっては重要な判断材料になります。

本人希望欄の記載例

■対応可能な条件を記載する
職種:新規開拓営業(幹部候補)を希望
現在は○○県に住んでいますが、転勤可能です。ぜひご検討下さい。

※解説
本人希望記入欄と書いてはいるが、なにも企業側にお願いする条件だけを書く必要はありません。
求人内容をみて応募者側から対応できる事があれば書いておくとアピールできます。例えば「シフト勤務も
可能です。」、「夜勤も可能です。」、「土日も勤務出来ます。」等。応募先の仕事内容を想像して、それに
合わせられる条件を記載する。例えば応募先の求人に「土日働ける人歓迎」の記載があって、
対応可能な場合はそれに合わせて「土日勤務可能です。」と書いておくと効果的です。



■連絡可能な時間帯を記載する
職種:デザイナーを希望します。
恐れ入りますが、現在在職中のためすぐに電話に出れない事があります。
〜時から〜時の間であれば対応可能です。万が一電話に出れない場合でもこちらから
ご連絡させて頂きます。

※解説
働きながら転職活動している場合は、電話対応可能な時間帯などを書いておく。ここでの注意点は
相手にお願いできるのは、1回だけと考えたほうがよいです。好ましくないのは「〜時から〜時に連絡が
つかない場合は〜時から〜時にお願いします。」など、相手の対応を指示するような書き方はよくありません。



■ブランクの説明

職種:開発職を希望します。
前職を辞めてからは、職業訓練校に通ってウェブシステム開発を勉強していました。その後転職活動を
始めると同時に民間のスクールに行って資格取得を目指し学習中です。

※解説
採用担当者は履歴書の学歴と空白期間を重要視している事が多い。空白期間に対して筋の通った理由
があれば説明する欄に使用してもよい。



■年齢制限を超えている場合

職種:ウェブシステム開発を希望します。
募集年齢は超えていて難しいとは存じますが、要件定義からシステムテストまでの経験が○年間あり、
常に忍耐強く仕事と向き合ってきました。職務経歴書に詳細を記載してありますのでよろしくお願いします。

※解説
募集年齢より年齢が超えている場合は、その事を理解している上での応募だと伝える事と、それでも応募
してきた理由も伝えられるとよい。例えばスキルなど。経験や知識の具体的な内容は職務経歴書に
書くので、そこに導くようにかいておくとさらに効果的


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自分のつよみでなにが弱点なのかをよく知る事ができ、その結果アピールするポイントが明確になるので
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