書類選考は誰が行うのか 職務経歴書の書き方:準備編|成功させよう転職(人材紹介会社ランキング) 本文へジャンプ


成功させよう転職 > 職務経歴書の書き方:準備編 > 書類選考は誰が行うのか

書類選考は誰が行うのか

会社に送付した履歴書、職務経歴書の書類選考は誰が行うのか考えてみた事はありますか。
面接をしてくれる人でしょうか。転職活動をして会社の面接に行った人はわかると思いますが、
面接官が一人の場合というのはあまりないように思います。だいたい複数人いますね。


人事担当者はもちろんその場にいますが、現場の責任者もいると思ってください。
つまり書類選考を行うのは人事担当者だけではなく、現場責任者も目を通す事が多いです。
現場責任者が自分の部署には人が足りないと思えば、人事担当者に人員増やしてほしいと
お願いします。それほど大きくない企業であれば直接社長に直談判する会社もあるかもしれません。


この工程の人員がどうしてもほしいと、すごく思っているわけです。
そのためどんなスキルが必要なのか、どんな人物がその工程の仕事に向くのか、
誠実でこつこつ働くタイプか、とにかくコミュニケーション能力があり発想豊かな人か


現場でその仕事を自分の目で見ているため、求めている人材像がかなり具体的です。


したがって応募書類を書く時は、書類選考を誰が行うのかを意識し、現場で働く事をイメージして
今までの業務内容を具体的に表記する事が必要になります。



書類選考は誰が行うのか−実施する人物に焦点をあてる

このカテゴリは「職務経歴書の書き方:準備編」なので、詳しい書き方は「スキル編」、「ケース別編」を
参照してもらう事にして、ここではどんな事を意識しながら書けば、より採用担当者へ
アピールし、書類選考が通りやすい職務経歴書になるのかを考えてみたいと思います。


まず大事なのは誰が書類選考するのかを意識する事です。
前述した通り転職者の採用担当者は、現場の責任者が実施している事が多いです。したがって
「誰が」という観点で考えると意識しなければならないのは、転職者の場合は現場の責任者と
考えていたほうがよいと思います。



実務経験者の場合はここで強みをいかしましょう。
具体的にどんな形でイメージを膨らますかというと、
自分の会社の上司をイメージしてみるのです。
または以前上司だった人物でもよいです。


もし自分の会社の上司が、自分の請け負っている仕事を任せようと人材を募集して、書類選考を
すると考えた場合、どんな職務経歴書であればこの応募者と会ってみたいと思うのか。


いつも大事だと言っている言動や話の内容から推測するのです。毎日あっている人間ですから
それほど難しい事ではなく、業務経験があるなら企業研究より前に実施すべき行為です。


その上司の独自の見方もあるかもしれませんが、現場を直接みている人間であれば
極端な違いはないと思います。
例を具体的にあげると以前自分が上司から注意された行動から、その後改善された事を
思い返してみて下さい。
・「もっと臨機応変に動いてください」
・「周りが見えていない」
・「自分でもっと考えて下さい。」
等です。

例えば「自分でもっと考えて下さい。」というのは、仕事の壁にぶつかった時に「調べる」というアクションを
とらない人、あるいは調べた後ある程度の知識を踏まえて質問という流れをとらない人によく注意される
言葉です。これが何がよくないかというと、こんな事を言われる職業はだいた創意工夫を求められる職業で
ある場合が多いです。


そんな職場で働いてもらうには、「自分で何とかする」という気概をもっている人が向いています。
多少時間がかかってもよいですから、まずは動いてみようと考える人ですね。



結果としてこの仕事は日常業務をこなすため、調査能力が必要だと分かります。
必要でなければそんな注意をされるような事はありません。
そうなると現場責任者を意識するという意味がわかってくると思います。
この調査能力が見えてくるような意識を持って、職務経歴書を書く事が必要になります。


また「臨機応変に動いてもらいたい」こんな指摘を受けた事がある人は、ひたすら自分の仕事だけに
集中し、他の仕事には手を出さない人が多いです。「会社から割り当てられた仕事をこなすのが
任務なんだからそれが当然」。こう考える人もいます。もちろんその通りです。そんな事を言われるのは
日本だけかもしれません。基本的に上司などから指示された仕事をするのが普通だと思います。


ただしこの指摘を受けるような職場は、それほど難易度の高い仕事ではない事が多いです。
専門職の場合はこんな事は言われません。任された仕事を深く知り、長く関わった分野で仕事をして
もらうので、仮に手伝ったとしても教えるのに時間がかかり、余計に手間がかかるだけです。


つまり仕事の能力も必要ですが、それに付け加えて積極性や自主性があれば尚良いと
判断できると思います。この人は臨機応変に動ける人だと職務経歴書から読み取れるような
書き方が必要になります。ただもちろん企業研究を行う事を前提に、必要になってくるアクションの
ひとつだという事です。

関連記事

・採用担当者の視点を考える


転職を成功させるための人材紹介会社
人材紹介会社は応募書類の添削、模擬面接、キャリアカウンセリング、スカウトサービスなどの
転職サービスを提供しています。特にキャリアカウンセリングを実施すると、転職者としてなにが
自分のつよみでなにが弱点なのかをよく知る事ができ、その結果アピールするポイントが明確になるので
採用される確率がアップします。


利用者登録は人材紹介会社の公式HPからプロフィールの入力のみ。
転職のプロからアドバイスがもらえるのが人材紹介会社の魅力のひとつです。
私の場合は、全部で4社応募して1社内定をもらう事ができました。誠実に転職活動をしている人に
人材紹介会社はおすすめです。
当サイト、人気の人材紹介会社ランキングはこちら



  Copyright (C) 2011-2013 成功させよう転職 all rights reserved