こんな職務経歴書は嫌われる 職務経歴書の書き方:準備編|成功させよう転職(人材紹介会社ランキング) 本文へジャンプ


成功させよう転職 > 職務経歴書の書き方:準備編 > こんな職務経歴書は嫌われる

こんな職務経歴書は嫌われる

まず売っている職務経歴書を買ってきて、書いてある記載事項にそって仕上げていくという
形をとってもとても印象に残らないでしょう。


「職務経歴書の書式は自由」と書いてある企業は、それだけでひとつの評価基準が読み取れると
私は思っています。


どういう事かというと「応募書類の善し悪しでビジネス文書の作成能力をみますよ」という事です。
なにか商品を売り込みたいと思う時を考えてみてください。どのような資料を作成するでしょうか。


商品の長所をまず考えますよね。職務j経歴書もそれと一緒です。売り込もうと思えば必死になって
考え、アピールすることを考えるはずです。「書いたから読み取ってください」では少なくとも自分を
アピールしたいという気持ちは伝わらないでしょう。


もう1つはありきたりな表現を使わないという事です。あとはあまり経験がない業務につく場合、
どうしても意欲や熱意の入った、精神論よりの職務経歴書になりがちですが、これもよくありません。

職務経歴書の悪い例


                              
職務経歴書
                                               平成○○年○○月○○日
                                                        ○× ▲■

平成○○年4月 ○○システム株式会社入社

平成○○年4月〜10月 
新入社員集合研修、名刺交換や礼儀作法などのビジネスマナー、プログラムの基礎からチーム演習まで
データベースの基礎から構築まで

平成○○年11月〜現在
システム開発部配属
○○システムの開発に従事
業務内容:ウェブシステムの開発
担当フェーズ:詳細設計、コーデイング、単体テスト、結合テスト

難題にぶつかってもまずは自らよく考え、調査して答えを探していく事を心がけてきました。
物事を追及して考える探究心と創意工夫する意識、システム開発で鍛えられた論理的思考能力
には自信があり、すぐにでも現場で働けると考えています。よろしくお願いします。

※解説
・項目ごとに題名がないので、どこからどこまでが職務経歴なのか、最後に書いてあるのは自己PRなのか、
よくみないとわからない。
・職務経歴の書き方が抽象的。担当フェーズだけでなく、もっと具体的にどんなシステム開発なのか
まで記載しないとスキルがわからない。
・題名がなかったり、職務経歴がわかりにくかったりしている。わかりやすlく書く工夫をしていない
この職務経歴書からは仕事への意欲や熱意は伝わらない。

良い職務経歴書とは

そもそも職務経歴書は最終的にどんな形の応募書類になればよいのでしょうか。
以下に伝えなければならない事柄を3つほどあげます。

@冷静に物事をとらえ考えられる能力
意欲や熱意を主張する言う事も大事ですが、客観的な目で見る事が大事です。
客観的な視点で自分を見て表現できるのは、組織で動く集団である以上、必要不可欠な
能力です。
※客観的な書き方をするコツは実績などを数字で書くとよいでしょう。


仕事というのは業界にもよりますが、定常作業の割合が多くなります。
そのなかで自分の感情にまかせた行動は当然NGです。与えられた仕事をこなすのに、余計な感情
が入ると作業進行に障害が出てきます。


これは自分ひとりで職場で働いていれば、被害を被るのは自分だけです。
しかし少なくとも複数人で働いていれば、一人が勝手な行動をとると周りに飛びします。


それがひいては会社全体にとって不利になる条件になるのです。
したがって冷静に考えられる能力というのは、採用されるために必要な基本能力の一つです。
決して特別な能力ではありませんが、これが文書で表現するとなると結構難しくなるので、
職務経歴書を書くのもノウハウが必要になります。

A文書作成能力
応募書類はビジネス文書と同じです。文書作成能力も当然評価されています。
多少読みずらい書き方をしても、よみとってくれるだろうという意識では、最後まで読んでくれないかも
しれません。


転職の場合、書類選考している採用担当者というのは、人事担当者だけでなく
現場責任者も見る事が多いです。
つまり仕事をしながら、応募書類に目を通す時間を自分で作ってみているのです。


採用担当者がこれは「これはどういう事なのか、意味がわからない」とか
「あんまりアピールする気がみえない」など疑問に感じるような書き方をしていると書類選考を
通すのは難しくなります。


分かり易く書類を作成する能力がある、と判断されるような工夫をしなければなりません。
詳しくは「職務経歴書の書き方:スキル編」、「職務経歴書の書き方:ケース別編」を参照してください。

B実直であること
誠実である事が職務経歴書から感じ取れるように書きましょう。
これだけいっても具体的にどうのように作成すればわからないと思います。


これはどういう事かというと、どれだけ客観的に自分をみているかという事です。
やる気や仕事に対する信条などの精神論に徹した応募書類は、どこか自分を冷静にみれていない
と受け取られやすいです。


どんな知識をもっていて、どんな経験をつんで、どんな成長をしてきたのか、これを職務経歴書に
かかないと、採用担当者には伝わらないと思います。
つまり実績を元に語れる人物は、うぬぼれていない、自分を冷静にみれているという事になるのです。


職務経歴書を見て誠実であると判断をされる応募者は、客観的な見方ができる人という事になるので
採用担当者によい印象をもってもらえると思います。

関連記事
・職務経歴書作成のポイント


転職を成功させるための人材紹介会社
人材紹介会社は応募書類の添削、模擬面接、キャリアカウンセリング、スカウトサービスなどの
転職サービスを提供しています。特にキャリアカウンセリングを実施すると、転職者としてなにが
自分のつよみでなにが弱点なのかをよく知る事ができ、その結果アピールするポイントが明確になるので
採用される確率がアップします。


利用者登録は人材紹介会社の公式HPからプロフィールの入力のみ。
転職のプロからアドバイスがもらえるのが人材紹介会社の魅力のひとつです。
私の場合は、全部で4社応募して1社内定をもらう事ができました。誠実に転職活動をしている人に
人材紹介会社はおすすめです。
当サイト、人気の人材紹介会社ランキングはこちら





  Copyright (C) 2011-2013 成功させよう転職 all rights reserved