アルバイトから正社員へ転職する場合の記載例 職務経歴書の書き方:ケース別編|成功させよう転職(人材紹介会社ランキング) 本文へジャンプ


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アルバイトから正社員へ転職する場合の記載例とポイント

アルバイトから正社員へ転職する場合の職務経歴書

アルバイトから正社員の転職を考える人は、ひとつ認識しておくべき事があります。
それは正社員からの転職の人と比べると、ハンデを背負うという事です。
しかしそこで能力を過大に表現したり、自信がない感じになったりするとあまりよい印象を与えません。
アルバイトで働いていた人に、何かに特化したスキルはほとんど求められていません。


一番興味をもっているのは応募者の正社員にないたいという意欲度と、入社してからも仕事で
通用するスキルをもっているかという事です。アルバイトから正社員という事になると、自分なにが
足りないのかを分析する事が大事です。その結果を元にスクールに通ったり、通信教育を利用したり
勉強するなどといった、自ら学ぶような努力が必要です。


そしてその努力を採用担当者に職務経歴書を通して伝えましょう。入社に対する意欲度を示す
ひとつの目安になります。


アルバイトの経歴を職務経歴書で際立たせる

ポイントは職務経歴です。ただ単に職歴を記載しただけではインパクトに欠けますし、熱意も
中途半端な物になってしまいます。


「アルバイトは単調労働」というイメージを払しょくするためにも一考する必要が出てきます。
職歴欄に普段の仕事のなかでなにか工夫していた事、例えば「工夫して作業時間短縮を短縮させた。」
「お客さんに専門用語をできるだけ使わずに説明し、わかって頂ける接客を心がけた」など
記載したほうがより職歴が際立つと思います。


その結果与えられた仕事だけをするのではなく、創意工夫ができる、正社員として必要な能力を
備えている事をアピールできます。今、正社員には自分で考える力が不足している人が多いです。
若い世代に多く「上司からなにかしれくれる」という事を求めます。例えば詳しく説明してくれる。
叱ってくれる。などです。私が働く職場でも入社したての社員は、何か支持をまっている様子が
よく見られます。その社員は正社員ですが、これからもっと勉強して成長する必要があると個人的には
思っています。


正社員ともなればいずれは現場を仕切り、そして指導する立場になるわけです。いつまでも言われた
事だけをそのままこなしていればよいという時間は長く続きません。徐々に責任の重い仕事や、仕事量の
多い仕事にシフトしていきます。そのような仕事は臨機応変な対応が必要な時もあります。


任せられてからいきなり臨機応変に考えて動くというのは無理ですので、まだ社歴が浅いうちから
意識をもって行動する事が求められます。この人ならいずれ現場を任せられると、
そう感じさせるような職務経歴書を書く必要があるのです。


アルバイトから正社員へ転職する場合−職務経歴書 記載例

                    職務経歴書
                                             平成▲×年●□月▽×日現在
                                                     氏名 ◆◆ ●○


□職務経歴
 ◆平成××年●△月〜平成■○年▽×月 ○●■▽株式会社
 ■事業内容:ファーストフード、レストラン系列店、全国展開
 業務内容
ファーストフード ○○店 アルバイト
役職:店内スタッフ
職務内容:接客、簡単な盛り付け、店舗前から店内清掃、食器洗い
スタッフ人数:12名
「アルバイト経験を通して工夫した事、成長出来た事」
・接客の場合、言葉の発し方で印象が変わるため、店内へお客様が入ってきたときと帰る時の
挨拶の仕方には「声は大きく柔らかく」を意識していた。
・無断欠勤、遅刻は○年間で「0」
シフトが決まれば無断欠勤、遅刻は絶対にしないように心がけていた。

◆平成×▲年□■月〜現在 ○○ラーメン
■事業内容:ラーメン個人経営店
業務内容
ラーメン ■■店 アルバイト
役職:アルバイトスタッフリーダー
職務内容:接客、お客様の入店順番の管理や列の整理、料理下準備
売り上げ管理、改善提案
スタッフ人数:4名
「アルバイト経験を通して工夫した事、成長出来た事」
・行列ができる店だったため順番に一人ずつ店内に入れるのではなく、店内のお客様
全員が食事が終わるまでまって、それから一気に入れ替える入店方法を提案し、採用された。
その結果待ち時間が〜分短縮された。
・店独自の呼び名の商品があるため、その説明を他の種類のラーメンの味に例え、注文をする時
お客様がイメージしやすいように工夫をした。

□資格
普通自動車免許第一種(平成×●年●月)

□自己PR
学生の時から○年間飲食業界で接客を経験してきました。現職ではアルバイトとして働かせて
もらっていますが、アルバイトスタッフリーダーとして改善提案やスタッフの採用、指導も任されています。
また売り上げの管理やシフトの決定権限も委譲されていて、店長を補佐する形で多くの仕事を経験させて
もらいました。
「そのような今までの経験を踏まえ身に就いたスキル」
・現状の仕事の進め方にこだわらず店、お客様双方にとってよい方向へ向かうように改善する
意識をもつ
・仕事は自ら学習する姿勢をもち、臨機応変な対応をとる。
・接客は店のイメージを決める大事な仕事なので、接客態度、勤務態度は責任をもった
行動をする

今までのスタッフ教育、管理の経験からホールマネージャー候補として御社に貢献できると考えて
います。少し遅れての正社員への転職を希望していますが、一日も早く戦力となれるよう努力する
所存です。ぜひご一考よろしくお願いいたします。
                                                     以上

※解説
@アルバイトの場合は業務経験を通して学んだ事を「アルバイト経験を通して工夫した事、成長出来た事」
などの項目を作成し、職務経歴の中に盛り込む。
ただ仕事をこなしてきただけというイメージを払しょくするような、仕事への取り組みがみえるエピソードを
記載するとよい。
Aあくまで募集職種でも使えそうなスキルに絞って自己PRに記載する。
Bハンデを認識した上での挑戦である事を伝え、謙虚な姿勢でお願いする気持ちを忘れない。



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