業界未経験から転職する場合の記載例 職務経歴書の書き方:ケース別編|成功させよう転職(人材紹介会社ランキング) 本文へジャンプ


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業界未経験から転職する場合−業務経験はあまり重要でない

職種未経験である場合は、職務経歴書の職務経歴欄はあまり大事な箇所ではありません。
スキルといっていいほどの経験を積んでこなかったことは採用担当者も理解しています。
では採用担当者は未経験者が作成する、職務経歴書のどこに注目しているかというと、
自己PRと活かせる経験・能力に重点を置かれると理解するべきです。


前職で自分が成長するまで、さまざまな苦労や挫折が少なからずあったはずです。
それをなぜもう一度最初からやり直してまで異業種に就きたいと思うのか、その真意を分かり易く
記載する事を心がけます。


業界未経験の職務経歴書の書き方のポイント

未経験者の職務経歴書のフォーマットは、一般的にチャレンジ式がよいと言われてます。

@一番先頭に希望職種を記載する。

A活かせる経験・能力欄に応募先企業に合致した技量を記載する。

B自己PRになぜ異業種について働きたいと思ったのか、その意図を書き加えながら
アピール度を上げていきます。(文章量の目安A−4で13〜16行。これくらいの熱い思いがないと
なかなか採用は難しいでしょう。)
※職務経験がなければ、意欲がある、という証拠として資格取得がかなり重要となってきます。
いわば何か努力をした証です。資格があればその資格と関連付けて書くとさらに効果的です。

C職務経歴

「自分の思いのみ」と判断されないようにする

未経験の職種に応募する場合は、リンク点がなかなか見つからない事が多いです。
そのようなとき、特に熱意だけの一辺倒にならないように注意しなければなりません。
「誠心誠意頑張ります。」とか「やる気だけは誰にも負けません。」などのような裏付けのない
言葉だけでは採用担当者に熱意は伝わりにくくなります。

未経験である事実を認めて、それから職務経歴の中でリンクしそうなスキルを見つけ出し、
そのうえで仕事に対する熱意をアピールする
といった事が職経歴書を書く時の重要なポイントの
ひとつになります。


この自ら経験がない事を、職務経歴書通じて伝える事が大事です。これから入社したら現場では
新入りです。また経験者にはない業務未経験というハンデを背負っています。
新入りであるだけで溶け込むのに苦労したり、経験者であっても仕事の進め方を覚えなけば
ならなかったり、いろいろ苦労する事があります。


未経験者はさらに、実務をOJTにて覚えるといった事がプラスされます。
そうなってくると生半可な覚悟では対応できなくなります。そのために経験がない事は理解していて
仕事をこなす努力をします。といった認識があると伝える事が重要なのです。


また前述している応募職種とリンクしそうなスキルを見つけ出す事や、仕事に対する熱意を
アピールするといった事から未経験の職種に挑戦する志の度合いを計る事が出来ます。
まだ挑戦する前からめんどくさがって企業研究をしない、自己分析をしない、といった応募者に
その志は感じられません。


未経験者の場合は、経験者のように今までの職務経歴を書くことは意味がないのです。
どうしてもこの職業について働きたい、その意欲を感じ取ってもらうためにも
自己分析、企業研究を経験のある応募者よりも、もっと時間をかけて実施する必要があります。

業界未経験から転職する場合−職務経歴書 記載例

■一般事務からシステム開発の例
                              
職務経歴書
                                             平成●●年●●月●●日現在
                                                     氏名 ○× ▲■
希望職種 プログラマー

●活かせる経験・知識
・マクロ作成ため使用者からの要望を的確につかむ聞き取り能力
・プログラム作成の基礎知識
・プレゼンテーション資料やマニュアル作成で培ったドキュメント作成能力

●資格
・(プログラムの資格名)
・(データベースの資格名)

●自己PR
納期遵守のため、打ち合わせの段階からからシステム全体をイメージする事を心がけました。
マクロ作成のために社員と打ち合わせをする時は、要望の段階からこんなプログラムの流れで
こんな関数を作ってとイメージすることを心がけてきました。結果として質問事項が明確に
浮かんでくるので、分からない時はその場で解決する事ができ、納期を遅らせないように
仕事を進めることができました。

スクールに半年間通いプログラムとデータベースの資格を取得しました。
マクロを作成をするようになってからシステム開発に興味を持つようになり、その後システム開発の
スクールに通いプログラムとデータベースの基礎から学び資格を取得しました。
学習の総仕上げとしてチーム(5人)で一つのウェブシステムを作成する演習では、設計からデータベース
の構築、プログラム、そしてテストまで開発フェーズの流れを経験できました。

チーム演習を通して顧客の要望から設計というプログラムの元となる部分を学び、後工程になるに
つれ、システムとして形になっていく所に、以前よりも強い関心を持つようになりました。結果として
これからも長くこの仕事を続けていきたいという仕事への意欲を再確認した演習でもありました。
今回は未経験からの転職となりますが、、スクールで学習したプログラムとデータベースの知識は、
現場で働く上で必要な土台になると考えています。ぜひよろしくお願いします。

●職務経歴
平成○○年●●月〜現在 ××株式会社
     ■事業内容:●●の製造、販売 ■資本金20億 ■従業員70名
期間 業務内容 
  平成●●年●●月〜
平成○○年○○月
総務部総務課  役職:係長/部長以下2名
・社会保険手続き
・原価管理
・会計伝票入力
・備品購入および管理
・新人研修の講師、メンバーの教育

                                                       以上
※解説
・チャレンジ式のフォーマットで書いていきます。これは自己PRを長めにとるタイプの書き方です。
ただし、誇大表現を使いすぎたり、精神論に徹しすぎると冷静に自分を評価できていないと
受け取られるl事もあるので注意が必要

・自己PRは転職先で使えそうスキルに絞り、仕事のエピソードや、資格取得した事実にリンクさせて
アピールしていく。

・職務経歴は業務経験がない場合、ほとんど重要視されていないので最後に記載する。


未経験者の転職に必要なものとは?
未経験者の転職に必要なものとはなんでしょうか。もちろん本人の熱意や入社への意欲も第一に重要です。
しかし本人の意欲がどれだけあっても、応募できる環境がなければ転職は実現しません。
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