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成功させよう転職 > 面接 質問事項応用編 > 第二新卒の面接の場合
第二新卒の面接の場合
■なぜ会社を辞めたのか
第二新卒者の応募者の場合、面接官はなぜ前の会社をすぐに辞めてしまったのだろか、
またすぐに辞めてしなわないだろうかと、必ずといっていいほど疑問に思っています。


面接官ともなると現場責任者か人事担当者(もしくは役員)という事になります。
すくなくても勤続年数は十年近いまたはそれ以上の人が面接を担当します。


もちろん会社の決まりで、「なぜすぐに会社をやめてしまったのですか。」と第二新卒者には
必ず聞かなければならない質問かもしれません。


しかしそれ以前に面接官の感覚からいうと、3年以内に会社を辞めてしまった人というのは、
なにか少しでもいやな事があると、投げ出してしまうのではないかと切に思います。


会社に入って数年くらいというのは誰にでも色々あります。
理不尽な上司や先輩に怒られる事もあれば、同僚と意見が合わなかったり、
思い通りにいかなかったりします。けれどもそれは一人だけに限った事ではないのです。
自分と同じ年齢くらいの同僚には、決してめずらしく事ではありません。


そのマイナスすぎるイメージをプラスの方法に変えるためには、
すぐに会社をやめてしまった事を
誠実に反省する事です。これが第一です。その上で、応募先企業へ入社したいとの意欲を伝えます。



前の会社をすぐに辞めてしまった事を反省し、その反省を踏まえ成長できた事を面接官に伝えるのです。

第二新卒の面接の場合−回答例
なぜ会社を辞めたのですか」の回答例
■よくない回答例
システム開発はシステム設計するものと思っていましたが、入社してみたら設計の仕事は
ほとんどなく、@イメージと違っていたため退職を決めました。
一年半在職していたなかでA論理的思考はできるようになったと思います。
※解説
@辞めた理由が安易すぎる。これではまた辞めるのではないかと疑われる。
A一年半くらいで仕事で使える思考能力が身につくのか疑問。また身に付いたという話なら、
仕事上の経験談を語らないと上手く伝わらない。


■良い回答例
システム開発はシステムを設計するイメージをもっていたのですが、入社してみると
設計やプログラムを書くといった作業は、ほとんど請負先に仕事を割り振っていました。
その時会社に入社する前の、@企業に対するリサーチが浅かった事を反省しました。
こんな仕事がしたいと上司に相談しましたが、会社にはそのような部署がなく難しいとの事でした。
このまま会社で仕事を続けるのか、辞めて転職をするか悩んでいた時、御社の求人を拝見し
自分がやりたいAシステム設計ができる会社だと知り今回応募するにいたりました。

※解説
@自分に至らなかった点があり、それをしっかりと認識している。周囲の責任にしていない。
A自分がやりたいと思っている仕事を、突き詰めて考えた結論として退職したと言っている。
またそれができる会社だときちんと調査しており、入社の意欲を感じさせる。

第二新卒の面接の場合−類似質問回答例
Q:苦労して内定をもらった会社だと思うのですが、なぜすぐ辞めたのですか?
A:2年ほどシステム開発会社へ正社員として働いたのですが、就業先の派遣メンバーの中に経営者が
含まれていて、私たちと一緒に仕事ををしている所をみていました。自分なりに調べて応募した会社ですが、
自分がこれからキャリアを積んでいく中で,その姿は私の将来像とは大分違っていました。
@その時からこの会社の社員でいたら後悔しないだろうかと、将来について真剣に考える
ようになり、転職もひとつの選択だと思うようになりました。


Q:君が考える経営者ってどんなイメージなんですか?
A:私が考えているシステム開発会社の経営者とは、経営方針を決めたり、顧客に営業をかけたり、
新規分野の開拓等です。

Q:ではなぜそのような会社に入社したのですか?
A:はい。私が時就職活動していたころは就職難の学生でいっぱいでした。3ケタ企業へ応募すれば
1社受かると言われていたくらいです。でも私は複数の内定をもらっていたので、選んでいられずに
入社したというより、その中で一番収入のよさそうな会社を選んでしまったのが否定できない所です。
内定をもらった事に浮かれていて、A会社に入社した後の自分の将来像まで考えた選択をしていなかった
事は失敗したと反省しています。


※解説
@安易な退職理由だとなにか意にそぐわない事があったら、またすぐに辞めるのではないかと印象づけて
しまいます。「一度辞めるかどうかを真剣に考えた」という事を説明する事が大事。
A早く会社を退職した事を取り繕うとする気持ちも分かるが、言い訳をしていると受け取られやすいので、
素直に反省している事を伝えましょう。

第二新卒の面接の場合−類似質問回答例2
Q:ずいぶん早く前の会社を辞めたようなですが、どうしてすぐに辞めるような会社に
入社したのですか?

A:中学の頃からパソコンに興味を持ち始めて、よくインターネットでコンテンツを見るのが好きでした。
大学になるとパソコンを使って物作りがしたいと考えるようになり、システム開発会社でウェブシステムを
作ってみたいとの意欲がすごくあって、@ウェブシステム開発とはどんな仕事をするのか、よく調査しないで
会社へ入ってしまったからです。


Q:パソコンに興味をもって10年くらいあるんだよね。そんなに好きな事がやれる会社
なら辞めないほうがいいのではないですか?

A:おっしゃる通りです。大分長い間興味をもっていた分野でしたので2年間ほど働き続けていたのですが、
今後のキャリア構成を考えると、自分の理想としている働き方とは大きな開きがありました。
Aひと月の労働時間が400時間を超えていて、それが10ヶ月ほど続いています。その間はほとんど
土日は出勤です。
現状を踏まえ入社3年目に差し掛かるところで立ち止まり、今後のキャリア構成に
ついて考えてみました。現在の会社では1年に退職者が数十人でるような状況です。これから
スキルを身につけつつ、レベルアップしていく事が可能なのか不安に思う所があり、求人を探して
いた所、御社の求人を見つけました。B新卒、中途採用社の離職率が低い御社なら長く勤められ、
経験を積んでいけると考え転職を決めました。


※解説
@会社選びを失敗した事については謙虚に反省している事を伝えましょう。
A仕事がきつい、つらい、形容詞だけではわかりづらいので、数字をもちいて表現する。
B最後にこの会社なら働き続けられると思った理由を語ると、話がひとつながりになり説得力がある。


転職を成功させるための人材紹介会社
第二新卒の転職はいろいろ悩み事が多いです。その一番の理由はなぜすぐに会社を辞めたのか、
納得いく理由を必ず求められるからです。ここで大事なのは自分でやりたい事に気づいたという
その人だけの仕事への思いです。これをどんな伝え方をすればよいか、プロのエージェントの
的確な指導があればより採用に近づけます。


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