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成功させよう転職 > 人材紹介会社の活用編 > 転職者としての市場価値を知るには？
これはある人材紹介会社の正社員として働いていた時の事です。この市場価値を身を持って知った
経験があります。ひとつのプロジェクトの終わりが近づき、大手通信会社へ次の就業先を決める面談に
行きました。その時は同じ会社の社員２人でいったのですが、二人とも採用されるとは営業担当者かは
告げられておらず、「その辺どうなのか」と聞いても「それは顧客次第だからわからない」との事でした。
そのもう一人のメンバーは開発からネットワークまで経験が豊富でスキルも高く、学歴も大学院卒と
申し分ない人で、一人だけ人員を増やすのであればかなり不採用の色は濃いと思っていました。
面接を担当した方は就業先のプロジェクトリーダーで４０代くらいのまだ若い方です。人材紹介業の
面接は営業担当者が同席する事もあれば、そうでない事もあります。その時は履歴書、職務経歴書を
事前に渡され二人だけで行われました。そこでの面接は形式的な質問ばかりで、二人ともなにか取り立てて
つっこまれるような事はなく、それはある意味興味がないとも受け取れるので、私の方は厳しいという印象を
もっていました。
面接から数日がたち面接結果の通達のため営業から電話がかかってきました。
すると今回は顧客の都合で僕だけの採用だと聞かされたのです。もう一人のメンバーの方が業界の
市場価値からみても高いはずなのに、なぜ自分が受かったのか驚いたのもそうですが、疑問でも
ありました。その後就業して働くようになってからなぜ自分が選ばれたのか聞かされました。
それは年齢と現場の意見です。そのもう一人のメンバーは４０代後半くらいの方だったので、まだ年の若い
私の方を採用したそうです。スキルはなくていいのかと思ったのですが、どちらにしろ長期案件で半年くらい
かけて仕事は教える予定だったから、もちろん経験があってスキルがある事に越したことはないけど、
それほど重要視してはいなかった、もうひとつは現場で働く人からも若い人がほしいと言われていた、
というのが理由でした。
エンジニアはスキルが重要な評価材料ですから、もちろんあまりないケースです。しかし年齢も会社に
よっては採用されるための要素なんだと考えさせられました。これはその後の転職活動にも大きな影響が
あり、会社をかえようと思うなら年齢が若い方が市場価値が高くなりやすく、会社が何を求めているのかを
知る事は、非常に大事なんだと教訓として役立ちました。
企業の人事担当者からみた自分の強みというのは、単独で転職活動をしているとほとんど知ることは
できません。しかしできるだけ自分の売りをよく知った上で企業へ応募した方が、採用には近くなりますから
知っておきたい所ではあります。またこの強みですが、自分でこの分野は得意だと思っていても、
周りからみれば実はそれほどでもない事も結構あったり、逆に自分ではここは人並みかなと
思っている所がすごく企業にとっては必要なスキルだったりします。
自分の強みを知ってそれがどれくらい評価されているのかを知ることは、業界から見た自分の市場価値を
知ることでもありますから、これはすごく重要なことです。そこで実際に企業の採用担当者
からみた、自分の評価が知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。独力で転職活動を
する場合でもこれを可能にする方法があるのです。
それはリクナビNEXTのスカウトサービスです。
スカウトサービスを利用して自分の強みを知る具体的な方法ですが、まずレジュメを作成して
企業へ公開します。その後企業の採用担当者が興味をもつとオファーが届きます。
そのオファーの文面にレジュメのどの部分を評価したのかが書いてあるので、これが採用担当者からみた
あなたの評価されるべきポイントという事になります。
この段階で自分の強み（市場価値）を知る事が出来ます。
①面接で何をアピールしたらよいのか明確になる
何を伝えるのかがわかってくると話の組み立て方や、伝え方のシュミレーションが可能です。
またどんな事で会社に貢献できるのかという事についても詳細に説明ができるので、企業がもとめている
人材である事がより具体的にアピールできるようになります。この企業にマッチした人材であることの
売り込みが非常に大事です。
面接で自分の売りが分かっていて話すのと、そうでないのとでは雲泥の差が出てきます。
企業に採用されないのは「募集している職種に対して接点が見つからなかったから」という理由が
多いそうです。したがって自分の強みと企業との接点を語れるようになれると、採用に大きく近づける
ようになります。
②レジュメのレベルアップに役立つ
自分の市場価値が分かると、レジュメのどこをもっと掘り下げて書けばよいかも分かるようになります。
職務経歴などは職歴を羅列しただけでは、要点が把握しずらいです。自分の市場価値を理解した上で、
さらに詳細に記載していくことで、条件に合う企業からスカウトされる可能性も上がるようになります。
■リクナビNEXTのスカウトサービス
手探りで強みを理解しようとしても、結果的に思いこみによる判断をする事が結構多いです。
自分の強みが見えて、それが評価されているという市場評価が把握できると、それだけで
大きく前進します。
リクナビNEXTのスカウトサービスを利用することで面接対策もできますし、自分の希望条件に合う企業から
声がかかる可能性も大きくなります。転職を成功させるには大変有効なツールですので、ぜひ一度利用
してみて下さい。
【リクナビＮＥＸＴ】スカウトサービスが充実
登録者数：１９０万人以上（２０１３年０３月０６日時点）
オファー件数：３００万件以上（２０１３年０３月０６日時点）
●特徴
リクルートが運営する転職サイト。営業、事務、企画系の求人が多く大企業の求人案件も多数。
スカウトサービスの利点はオファーをもらう事で、あらかじめあなたと企業とのつながりを作る事が
できる点です。企業は自分たちとつながりのある人には好意を持ちやすいので、いきなり応募するより
事前に「こんな経歴をもっている人だからオファーを出した」という意識をもってもらうのです。
特にプライベートオファーもらうと書類選考がなくダイレクトに面接できます。
数百万件以上のオファー件数も転職の可能性を大きく広げています。
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