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退職の意思確認
私も経験がありますが、退職しようと決意した後、上司に何と言われるか不安になった事が
ある人はいるかと思います。


「君に今まで教えてきた事がすべてみずの泡だ。」
「君がいなくなったら現場が回らない。なんとか残ってくれないか。」
いろいろ言われる可能性があるでしょう。


会社の上司が心配しているのはその人が受け持っている仕事の責任です。


抜けた穴の仕事を欠員が補充されるまでだれがやるのか、とか
引き継ぎは大丈夫か、とかこの辺が気になるようです。

しかしそれで退職するのをやめようと、考え直す人はそうはいないでしょう。
考え直す人はまだ転職の決心ができていない人です。


退職するかしないかは本人の自由です。権利といってもよいでしょう。
会社は働く意思のある人達の集まる場所です。真剣に悩み、辞めようと判断したのであれば
迷う必要はありません。しっかりと退職の意思を伝えましょう。


■切り出すタイミングと引き継ぎ
退職の意思はどれくらい前から伝えればよいのか迷うところだと思います。やはりこの辺もプロの
転職エージェントに聞いてみるとよいのですが、参考までに私の経験談を掲載したいと思います。
私がこれまで退職届を出したのは、辞める2ヶ月前ほど前が一番多かったように記憶しています。
1ヶ月前だと遅いです。たぶん「もっとはやくいってくれれば」とかいろいろ言われると思います。


前述していますが、やはり2カ月くらい前にはいっておくべきです。引き継ぎも頭にいれておかなければ
なりません。後任を決めてそれから業務内容を伝えて周りに支障がないように教育も少し必要です。
この教育面で不安があるので上司も不安になります。今までなん問題もなく仕事が回っていたのに
担当が変わった途端に仕事が止まって周囲に影響がでてくるようだと問題になります。


引き継ぎは会社に世話になった最後の任務として、最後まで責任をもって実施すべき仕事になります
私は後輩に後任を任せた事がありました。普段は怒って指導することはしなかったのですが、
引き継ぎの時だけは厳しく指導しました。分からない事があっても辞めた後は聞こうとしても聞けないと
思ったからです。


「もう辞めるから後は知りません。」といった考えはあまり好ましくありません。辞めた後もしかしたら
転職前の会社と取引があるかもしれませんし、同僚とも人脈が活きてくるかもしれません。
ずいぶん前になりますが、会社を辞めた同僚が転職先の社員として営業にきた事がありました。
前に自分がいた会社ですから特に気兼ねなくこれるようでした。もちろん円満退社をしていたからです。
どんな形で転職後、転職前に会社とつながっていくかわかりませんので、しっかりと引き継ぎも仕事として
実施する必要があります。


退職についての相談は転職エージェント
人材紹介会社の無料転職サービスに登録すると退職についても、その後の転職先の
相談も含めてキャリアコンサルタントが相談にのってくれます。退職してからも転職先で
人脈が活きてくる事もあります。円満退社は自分のためでもありますので、
分からない事は転職のプロにアドバイスを求めましょう。

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