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成功させよう転職 > 面接 事前準備編 > 面接で失敗しないための注意事項
面接で特に気をつけている事はありますか。なかなか内定がもらえない人の中には、
なぜ採用されないのか見当もつかない。こんな悩みをもっているのではないでしょうか。
面接の時は自分が面接官にどう映っているか、把握する事が難しいですから、
どう改善していけばよいかが課題になってきます。
面接を受ける時に一番注意しているのは、質問の回答だと思います。一連の転職のストーリーを作り、
あらゆる角度からの質問にも答えられるようにしたり、自分の得意分野を中心にかたれるような場所
にしてテーマを作ったりすると思います。
もちろんこれは一番大事です。しかしこれだけでは不十分です。面接官の話を聞く姿勢もすごく
大事で、聞く姿勢がなっていないから印象を悪くしているケースもあるのです。特に経験が浅い人
や未経験者の場合は、いろいろと仕事内容の話や、会社の事を話してくれるケースが多いです。
このような時に限ってではありませんが、説明してもらっている相手に、「この人は真剣に聞いている」
と伝わるような姿勢を心がけなければならないのです。ではなぜ聞く姿勢も伝える必要があるのかですが、
そもそも応募者が話を聞く姿勢からどんな事を連想するでしょうか？
話をきいているかどうかの姿勢も面接官が見ているのは理由があります。
中途採用で会社に入社すると、即戦力として働いていもらいたい、そう会社は考えています。
しかしスキルはあったとしても、会社の仕事に関しては進め方やルールはそれぞれ違います。
一見、職場に配属されてすぐに通用しそうだと思っても、最小限教えなければならない事は
必ずあります。ただ新卒とは違いますから時間をかけての指導ではなくなります。
つまり口頭だけの説明が圧倒的に多くなって来るのです。
そういった時に話を聞いていない人だと、ただでさえ仕事のスピードは周りのスタッフよりも
落ちるのに、さらに遅くなります。こうなるとすごく忙しくて人員を補充した職場は困るわけです。
一人頭の仕事量がフォローに回ることで増えたり、また手伝ったりしないまでも全体の
スケジュールの遅れが発生したりします。
こんな自体は面接官も招くわけにはいきません。だからきちんと話を聞いているのかも
重要視してみているのです。
■面接で相手を見る目線
面接で真剣に聞いていると伝える方法の中で、一番効果があるのは人の目を見て聞く事です。
面接官は話している時に目を見ないで下を見ている人を、「この人は話を聞いていない」と思うのだそうです。
昔、本当にそうだなと思わせるような事がありました。私がシステム開発をしていた時の事です。
システム開発の会社はだいたい派遣として働きますから、会社に採用されたとしても、
その後派遣先の面接官とまた面接をして合格しないと、働く事が出来ない業界です。
何度か面接に行っても採用されない事もあり、面接の練習を会社の上司がしてくれたのですが、
その時「目をみて話を聞いていない」と一番多く注意を受けました。自分ではそんなつもりは
なかったのですが、対面で見ている上司からだとそのように見えたようです。それで修正しようと
思い次は目を見ながら聞いていたら、「それだと見過ぎ、こわいよ」と今度は指摘を受けました。
そうすると「目ではなく鼻をみなさい」とアドバイスをもらいました。そうするとそれほど相手に
プレッシャーを与えずに、目をみているように見えるのだそうです。どうしても目を見ると
恥ずかしくなる私には精神的に楽になるアドバイスでした。
上司の指摘もあったので、この後派遣先のマネージャーとの面接は上手くいき、就業が決まり
ました。上司を相手に何度も練習して、この目線に関しては克服する事ができたのと、
結果が出た事もあり、すごく面接では聞く姿勢も評価対象になっていると考えさせられた出来事でした。
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