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成功させよう転職 > 職務経歴書の書き方：準備編 > 職務経歴書を元に面接は実施される
面接は職務経歴書に書いてある事を元に実施されます。いわば面接のシナリオとなります。
本番に向けてどんな準備をしたらよいか迷っている人は、職務経歴書に自分で書いた内容を
上手く説明できるようにしておきましょう。
■職務経歴書の流れ
①職務要約
・これについてはキャリアに合わせてフォーマットを使い分ける必要があるが、派遣社員で
多くの職種を経験してきた人などは、アピールできそうな経歴に絞って職務要約を書くとスキルが
把握しやすくなる。
②職務経歴
・基本的に文章でかかない。表を作成してその中に箇条書きすると見やすくなる。
③活かせる知識・経験
・どんなスキルで会社に貢献できるのか。これに関してはよく企業の応募要件をみて
職務経歴の内容からこれが活かせる経験だと記載する。ここも箇条書き。職務経歴とのつながりを
意識する。
④自己ＰＲ
・唯一文章で書く項目。仕事への姿勢や、自分の将来をこう考えているといった内容にする。
また転職者は会社にいれてもらう側なので、「ぜひご検討お願いします。」などのお願いする気持ちを
記載する。
上記の詳細については当サイトの「職務経歴書の書き方スキル編」を参照してください。
■一般的な面接の流れ
①簡単な自己紹介や略歴
②職務経歴の説明
③いかせる知識・経験
④自己ＰＲ
だいたい自己紹介や応募者の略歴などは、履歴書をみればわかる事なので省かれる事が
多いですが、それでもすべて職務経歴書に書いてある内容は質問されても言葉で説明できるように
しておきます。
職務経歴は箇条書きが簡潔でよいのですが、そのまま説明するとすぐに終わってしまいます。
説明するひとつのコツとして、本質の内容と外れないように噛み砕いておくことが必要です。
できればだれかに聞いてもらうのが一番良いのですが、特に一人でも練習は可能です。
ただひとつ注意すべき点があって、それは会社を辞めた理由の説明です。転職を複数回している人は
職務経歴の説明をしている時に、そこで退職理由を話してしまいがちですが、そこでの説明は必要ないと
思います。
職務経歴の説明はあくまで面接官が即戦力となるかどうか判断する中心となるものです。
応募先で必要とされるスキルのアピールに徹するべきです。それに退職理由に関しては別に必ず質問
されますのでそこで答えるようにしたほうがよいです。またこの話をはさむと、職務経歴の説明で
一番よくない自分史のような説明になってしまいます。
私もよく話の筋を通そうとして退職理由も踏まえた形で説明していましたが、聞いている面接官には
言い訳を連ねているとしか聞こえていません。決まってそういう時は結果もよくないです。
したがって退職理由はやむ負えない場合を除いて（会社経営の悪化など）書くべきではないというのが
私の考えです。
職務経歴書と面接は関係のあるものと考える事です。そのため書いてある内容と同じ事を
答えるようにして下さい。他のコンテンツでもしつこく言っているので、くりかえしになりますが
採用担当者は応募者をよく知っているわけではありません。
書類選考を通して、会社のニーズにあっていそうな人を面接に呼びます。
選考している時は会った事がない応募者が書いた応募書類の内容を信用しています。
そこで本筋とかけ離れた話をするというのは、印象を悪くするだけです。
書類選考を通るというのはいわば一次合格です。書いてある内容は悪くはないのです。
したがって自信をもって記載した内容と同じ事をいえるようにしましょう。
記載した内容とかけ離れた話になってしまうパターンとして、よくあるのが
面接官からの突っ込まれた質問です。書いている時は特に気にもしていなかった事柄が、
具体的に説明してほしいと突っ込まれ、それに答えている内に矛盾が生じてしまうケースです。
突っ込まれるというのは説明されたほうは興味はもってはいるが、よく理解できていない事になります。
もう少し砕けた話をすると書いてある内容だけでは説明不足ということになります。
このような状況にならないためには、徹底した準備をする事です。
その準備というのは記載内容からどんな質問がくるだろうと、質問事項を想定するのでは
ありません。
「職務要約」、「職務経歴」、「活かせる知識・経験」、「自己ＰＲ」、この４つ項目を
ひとつながりの物語にする事です。つながりが途絶えてしまうと意味が通じなくなり、
「これはどういうことなんだろう」という疑問が出てくるのです。
頭のなかでつながっていれば、質問されても臨機応変に対応できるようになります。
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