リストラから転職する場合の記載例 職務経歴書の書き方:ケース別編|成功させよう転職(人材紹介会社ランキング) 本文へジャンプ


成功させよう転職 > 職務経歴書の書き方:ケース別編 > リストラから転職する場合の記載例

リストラから転職する場合の職務経歴書の書き方
−リストラの理由を長く記載しない。能力、経験知識で惹きつける

会社都合で会社を解雇された方の職務経歴書は、自分に非があってリストラされたわけではないと、
解雇された理由を記載している人も少なくないのではないでしょうか。


これはあまり良い印象をもってもらえません。たしかに不況が原因で会社の経営難のためやむ負えず
辞めなくてはならないのも分かります。しかし、採用担当者からみると理由はどうであれ、
会社に入社したいと申し出ている応募者であることに変わりはありません。


解雇されたことは致し方の無い事です。重要なのは応募者のもっている能力、経験、知識です。
どれくらい会社に貢献してくれるのか、自己都合で会社を辞めた人でも、会社都合で解雇された人でも
他の応募者と求められるのものは同じです。

リストラから転職する場合の退職理由の書き方

解雇の理由については詳細に書く必要はありません。
「リストラされた事に長くこだわり続けている」と思われるのはイメージを悪くするだけです。
心持は切り替えて職務経歴書を作成しましょう。言い訳も自己PRなどに書くのは厳禁です。
気持ちはわかりますが、ここは企業にアピールする職務経歴書を作成する事に集中します。


勤続年数が長くてリストラされた人は、職務経歴が豊富だと思います。しかしこれをただ記載していった
だけではかなりのボリュームになり、採用担当者が最後までよんでくれるか予想できません。
よりよい職務経歴書にするにはまず下書きをするとよいと思います。
膨大な職務経歴を、応募企業の求めるスキルに焦点を絞ってまとめてみて下さい。


長年の業務経験から自分の活かせる強みは何かという事に気づく作業になります。
当たり前のように業務を進めてきた仕事から、仕事の経験に無駄な事はないとあらためて思い直します。
この職歴をA−4で1枚にまとめるようにしましょう。また仕事の経験が長いと自分の能力を大きく見せる事
もよくありません。


職務経歴書はただ職歴や活かせる経験、自己PRだけを見ているのではなく、自分を客観的に
見れる冷静な視点をもっているかも評価されます。どれだけ働きぶりが鮮明にイメージできる
職務経歴書でも、書類選考の段階では文字です。
採用担当者はまだ応募者が働いた所を見た事がないので、過大な表現ばかりが目立つようでは、
仕事で冷静な判断が出来ないのではないかと、疑われても仕方ありません。


また長い職務経歴がある人の場合は、その強みを活かしましょう。職務経歴書の作成ひとつとっても
きちんと応募企業のスキルに的を絞れれば、他の応募者との経験の違いをアピールできると思います。

リストラから転職する場合−職務経歴書の書き方 記載例


                     職務経歴書

                                             平成□□年◆◆月××日現在
                                                     氏名 ×× ○○

□職務要約
清掃用品販売会社で法人や個人経営店を対象にルート営業を○○年○カ月経験してきました。





□自己PR
今まで職場では定期的に訪ねてくる営業マン、という顧客がもっている固定観念をコミュニケーションを
とることで解消し、忙しい中でも顧客がどんな商品を求めているか、限られた時間の中での日常会話や、
オフィス、個人経営店舗の様子から察し提案する形で仕事を進めてきました。今回、会社の経営悪化
による解雇がきっかけとなり転職活動を始めましたが、これまで培ってきたルート営業経験を活かして
あらためてタートしたいと考えています。また前職では製品を買って頂いた後のアフターフォロー
こそ大事だと考え、問い合わせ対応にも丁寧に応じ、場合によっては巡回中に訪問して対応していました。
固定客を巡回するだけでなく、長く契約を持続できる事と、商品の売り上げも実績として残せる事が
私の強みです。ぜひご検討よろしくお願いします。
                                                       以上

※解説
・10年、20年、またはそれ以上の経験があったとしても、リストラされた場合はA4一枚にまとめる
努力をする。長い社会人経験があるという事はそれなりの要点を絞って伝える文書作成能力も問われる。
アピールする気持ちが前面に出過ぎるのが、かえって実務能力を疑われるのでよくない。

・求人媒体から企業が求める技量を見極め、一致したスキルを軸として書いていく。関係ないものは
特に書く必要はない。

・「解雇されたのは自分に原因がない」と言い訳がましい内容は絶対に辞める。
会社が一番知りたい内容は、会社に入社してから即戦力として働いてくれるかの判断材料であって、
リストラの理由ではない。

関連記事
・会社都合で解雇された後に転職する場合−面接質問事項応用編


転職を成功させるための人材紹介会社
人材紹介会社は応募書類の添削、模擬面接、キャリアカウンセリング、スカウトサービスなどの
転職サービスを提供しています。特にキャリアカウンセリングを実施すると、転職者としてなにが
自分のつよみでなにが弱点なのかをよく知る事ができ、その結果アピールするポイントが明確になるので
採用される確率がアップします。


利用者登録は人材紹介会社の公式HPからプロフィールの入力のみ。
転職のプロからアドバイスがもらえるのが人材紹介会社の魅力のひとつです。
私の場合は、全部で4社応募して1社内定をもらう事ができました。誠実に転職活動をしている人に
人材紹介会社はおすすめです。
当サイト、人気の人材紹介会社ランキングはこちら





  Copyright (C) 2011-2013 成功させよう転職 all rights reserved