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成功させよう転職 > > では簡単な自己紹介からお願いします
多く場合、面接が始まるとまず面接官に質問されるのは、「ではまず簡単でよいので自己紹介をお願い
します。」こんな感じで自己紹介を求められると思います。ただ自己紹介と言われても、結構抽象的な
言葉です。受け取りようによっては今まで全ての経歴の説明をしたほうがよいのか、
それとも求める人材像に合わせた説明をしたんほうがよいのか迷う人もいるでしょう。
正しいのは後者の方です。自己紹介にかけられる時間はだいたい2分くらいです。
したがって限られた時間内で企業の求める人材に一致した経歴をまとめた内容と、
自己紹介をした結果として何をアピールしたいのかを明確に伝える事が必要です。
例えばシステム開発３年、営業２年、システム開発３年の経験があるとして、システム開発に
転職する場合は開発経験６年と説明します。企業が求める人材に一致した内容以外は
省いて説明するという意味です。
また自己紹介の最後の締めですが、「これまで経験してきた職種で御社に貢献したい」、
このような形で伝えられれば良いと思います。
この自己紹介では職務経歴書に沿っての説明はやめましょう。コミュニケーション基本は
聞く事ですから、この時点からコミュニケーションがとれるか、そうでないかがはっきり分かる所
なので注意して下さい。あくまで面接官に求められている質問に対して、ストレートの答えを返
していくのです。
■悪い例
専門学校卒業後○○システム開発会社に就職しました。今は①ウェブ系のシステム開発を
担当しています。私の性格は職場の先輩や上司からは、仕事に対して誠実だと言われます。
これからも仕事へ取り組む姿勢を変えずに、経験を活かして御社に貢献したいと考えています。
※解説
「仕事に対して誠実です。」と言われても、具体的にどのように誠実なのか分からない。
それよりも①の今までの業務経験の内容を伝えなければならないのだが、面接官にとって聞きたい
内容が網羅されていない。いくら簡単な自己紹介といっても淡白すぎてアピールが弱く、これでは
本気で転職を考えていないのではないかと疑われても仕方がない。
■良い例
平成○○年に●●専門学校を卒業してから８年間、●●システム開発会社で働いています。
開発経験は６年です。前職ではシステム開発と派遣社員の営業をしていました。
①入社してからの３年間と直近の３年間はウェブのシステム開発を担当していて、金融系の
システム開発をしていました。②人員増員の顧客への提案と実績が認められ、1年ほど前から
小集団をまとめるリーダーになりました。リーダーの仕事は設計書、コーディングのレビュー
進捗管理などです。場合によってはスケジュールの遅れているメンバーフォローに回る時も
あります。私は以前より組み込み系開発に興味を持っていました。このたび御社が組み込み系
開発のリーダー職を募集されているのを知り、応募させてもらいました。
③リーダーの経験は１年間でありますが、これまでの開発経験を活かし顧客との信頼関係を構築し、
利益を上げるために働きたいと考えています。
※解説
①はアピールしたい経歴をまとめている。これだと企業が求めるスキルがどれくらいであるのか
計り易い。②は具体的にどのような提案方法だったのか、どれらいの人員を派遣する事ができたのか
もっと知りたいと興味を持たれるようないい方にする。③は自己ＰＲをまとめたいい方。後で詳しく説明
するので自己紹介ではこれくらでよい。
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