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成功させよう転職 > 職務経歴書の書き方:スキル編 > 自己PRに熱意を込める
自己PRに熱意を込める
自己PRとは「職務経歴」、「活かせる経験・知識」を踏まえた上で、応募先企業の求める人材に
自分があっている事をアピールする項目です。

◆自己PRで伝えるべき内容
①仕事への熱意を伝える
客観的な事実のみではどうしても無機質な応募書類になってしまいます。したがって
どんな部分を補うかと言うと、
これから自分が就こうとしている、仕事に対する熱意(仕事への考え方や
取り組む姿勢など)を上乗せするのです。
「どうしてもこの希望職種の仕事がしたい」その熱意を
職務経歴にリンクするような形で自己PRに込めます。



②将来を見据えたメッセージを伝える
職務経歴、活かせる経験・知識までの内容を踏まえた上で、応募先企業の仕事の中でどんな形で
活かして、どんな事をやっていきたいのか、これから会社に採用された事を想定して、
自分の将来像を見据えたメッセージを記載します。
この将来を考えられる会社であると思っているか
どうかという部分も、決して軽い気持ちでの応募ではない事を伝えるために、採用担当者には効果的な
アピールになります。


③よろしくお願いしますという願いを伝える
あまり前職とリンクすることのない職業に転職する場合など、ハンデを背負っている時は、
お願いする記載を忘れないようにしましょう。転職活動をする場合挑戦する精神は大事です。
自分を知らない新しい会社で働く覚悟を決めて熱意を伝えるのですから、当たり前と言えば
たしかにそうです。しかし応募者は常に評価される立場だという意識を常に持って、緊張感を保つ事を
忘れないようにしましょう。

「職務経験が浅いのは良く理解していますが、○○の経験を活かし、これから努力して
早く会社に貢献できるように頑張りますのでよろしくお願いします。」


◆箇条書きではなく文章で
ここまでは「職務経歴」、「活かせる経験・知識」共に箇条書きにすることをお勧めしてきました。
しかし自己PRでは箇条書きではなく文章で足りない部分を補います。あくまで目安の話ですが、
A-4用紙に6~9行くらいが、長くも短くもなくよいのではないかと思います。



◆第三者視点の効果
専門職や一般職など職種を問わずによいとされるのは、「前職場の同僚などからよくこんな事を言われます」
というようなその人の内面がわかる(例えば誠実、集中力がある、コミュニケーションがある、など)
エピソードなどがあると印象がよいそうです。採用担当者は応募者を書類の上でしか知らないので
第三者の意見を自己PRに盛り込むのも効果的です。


◆自己PRの補足事項
あまり仕事に就くのに関係のない自分の性格の長所や、精神論などを中心に展開しなようにしましょう。
採用担当者は自己PRまで興味を持って読んでくれたのですから、書くのであれば若干含ませる
程度にしておいたほうがよいです。


自己PR例
◆ルート営業からルート営業の場合
①今までルート営業として経験を積んできましたが、昨今の不況の影響で業績不振に陥り、希望退職者を
募集する通達がでた事がきっかけとなって、自分のこれからの将来のために転職を決めました。

固定客を巡回する地道なルーティングワークが多いですが、受け持ったお客様のニーズに合った
商品のご提案、そして売った後のフォローアップに力をいれて、②お客様との良好な関係を継続して
保ってまいりました。
その結果、定期的に購入してくれるお客様に恵まれ、営業所の目標である
1日1件の売り上げをほぼ毎日達成する事が出来ました。売りっぱなしにならないフォローアップに重点に
おいた営業スタイルには自信があり、御社でも活かせると官がています。よろしくお願いします。

※解説
①会社の経営悪化など個人では防ぎようのない場合のみ会社を辞めた理由を記載する。
②ルート営業で大事なのは固定客に継続して契約をしてもらう事なので、信頼されているアピール
はした方がよい。



◆システムエンジニアからシステムエンジニアの場合

①金融系ウェブシステムの開発案件に参加し、設計、コーディング、テストまでを経験しながら、
プロジェクトの頻繫期をみはからい自社社員派遣のため、人員増員の交渉と単価交渉のノウハウも
身に付きました。
リーダ、メンバーとのコミュニケーションを大切にし、機能連携をはかる箇所では
意識の食い違いをなくす事を大事にしてきました。
また設計においては機能の意味を考え、理解できない場合はまずは調べる、そしてそれでも
分からなければ有知識者に聞いて解決しながらの設計を心がけていました。詳細設計より前工程の
経験はありませんが、②システム開発工程の流れは把握しています。これからは設計の軸となる
基本設計より前工程の仕事に関われるような案件を希望しています。


※解説
①開発のスキルだけのアピールだけではなく、経営的視点を持っている事などをアピールして、
他のエンジニアとの違いを説明できるようにする
②現段階での仕事への姿勢、開発のスキル、と同時に上流工程に取り組みたい意欲を示す



◆未経験職種に転職する場合
オペレータ用の業務アプリケーション開発では、納期が短く設定されていたうえ、企業の独自仕様のため
予備知識がない状態だったので、①お客様に教わりながら、慎重に仕事を進める事を心がけてきました。
設計書を読んだり既存システムを調べ、ある程度まで理解したうえで質問した事が、早い技術習得に
つながったと考えています。
会社独自の仕様を学習する中で、その会社の考え方、システムの構造、
判断基準などに関心を持つようになり、今回御社に応募させていただきました。
今までの業務経験とは直接の関係はありませんが、②短期間で知識修得をしたり、お客様との
コミュニケーションのかけあいとってきた事に関しては経験があります。
ぜひご検討よろしくお願いします。

※解説
①未経験職種の場合、これまで経験がない仕事についた時どのように対処したのか、仕事のエピソードを
踏まえ書けるとよい
②経験がなくても応募先で使えそうなスキルを見つけアピールできると効果アップ



◆ブランクから未経験職種に転職する場合
ルート営業をしていましたが①持ち運ぶ製品が重量物であったため、腰を痛めて今後も仕事を続けるのが
難しくなり、自分の将来を再度考え転職を決意しました。
ルート営業で身に付けた顧客の要望を的確に
捉えることで、継続して良好な関係を保てるノウハウは開発職になっても活かせると考えています。
②現在は週に一回スクールに通い、プログラム言語とデータベースの資格取得に向けて学習しています。
前職とのブランクがある上に未経験職種を希望している事から、いろいろな壁がある事は自覚して
おります。実務から学びとる姿勢を常に持って、今までの後れを取り戻せるように頑張りたいと
考えてます。よろしくお願いします。

※解説
①なぜ前職との間にブランクがあったのか、説明はいれておいたほうがよいです
②採用担当者はブランクがある事と、未経験である事から実務に対して不安を持っているので、
資格取得に向けて勉強している事があれば記載しておきましょう。


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・志望動機に自分の将来像を含ませる-記載例


応募書類の添削
私は以前、転職エージェントに職務経歴書の添削をしてもらった事があります。
「職務経歴書は職務要約と自己PR以外は箇条書きにして下さい。この企業は設計からテストまで
一貫してできる人材を求めているので、「活かせる経験・知識」で伝えましょう。・・・」といった形で
企業の情報を元にどこを修正したらよいか、的確に指導してくれました。
一人で活動するよりも確実に通過しやすくなるのが利点です。下記は当サイトランキングTOP3です。
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