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求められるスキルとの重複点を探す
職務経歴書は自分の職歴をただ書けばよいというものではありません。
応募者を募集している企業は、必ず求めている人材というのがあります。


そこで、企業が求めている能力と、自分が持っている能力の重複点を探します。
ちなみに企業が必要としていない能力まで、詳細に記載してもあまり効果はありません。


そもそも職務経歴書は最終的には客観的な表現が盛り込まれた文書にする必要があります。
そのためには事実や実績を数字化して書くとよいのですが、重複点を見つける時は大きくとらえます。


重複点をを見つけるコツはスキルを絞りこみすぎない事です。そのほうが重複点を探しやすいです。
例えばシステム開発から組み込み系開発への転職を考える場合、コーデイングできる能力とすると
重複点を洗い出せます。


これで良いのです。コーデイングできる能力と言っても、今までプログラムコーを書いたのは
最大何ステップ(何行くらいプログラムを書いたのかという意味)とか大した問題ではありませんし、
あまり重要ではありません。


毎日仕事で開発をするような頭の使い方をしていれば十分対応できます。
こまるのはコーデイングの経験がほとんどないという時です。プログラムコードを書いた経験が浅いのに
対応可能という書き方はで説得力に欠けます。
募集要項を仮定して具体的な重複点の探し方を以下に示します。
例 組み込み系開発求人の募集要項:求めるスキル
・コミュニケーション能力がある人
・論理的思考能力
・自分で考える事が出来る人(創意工夫できる能力)

■重複点を洗い出し
例 ウェブシステム開発から組み込み系開発の転職の場合
@ウェブシステム開発
・プログラム作成能力
・コミュニケーション能力
・論理的思考
・データベースを含めた設計書理解能力
・創造的能力(創意工夫できる能力)
・データベースのSQL

A組み込み系開発に必要なスキル
・コミュニケーション能力
・高いプログラム作成能力
・論理的思考
・製品仕様独自の設計書理解能力
・創造的能力(創意工夫できる能力)
・電化製品に対する専門知識

B重複点
(1)コミュニケーション能力
基本的に開発の世界は派遣業務形態をとるので、ウェブ系でも組み込み系でも求められる
コミュニケーションスキルは同じです。
初対面の人にでも気兼ねなく話せるコミュニケーションスキルが重要になってきます。
大差なく一致しているスキルなので、これは特に売り込める能力です。

(2)論理的思考
これも仕事をするうえで一致してる能力です。機械と言うのは命令の通りにしか動かないので、
ひとつ処理を入れ忘れると当然動きません。
システムを構築する際に物事を順序立てて、
筋の通るように考えられる能力はなくてならない能力です。


(3)創造的能力(創意工夫できる能力)
開発をしている人は身につける事を避けて通れない能力です。
システム開発とは新しくシステムを考え生み出す職業です。毎日決まったことを繰り返すルーチンワークとは
明らかに区別できます。その中で壁に当たる事は日常茶飯事です。
どうすれば解決できるのか、
さまざまな角度から考え、難題をクリアしてく能力も必要な能力です。



@〜Bの作業が終わったらBの重複点を踏まえて自己PRに落とし込みます。
(実際は応募先企業の募集要件をよく読んで求められる能力を見極めてください。)
※自己PR例文
客先に常駐し法人向けの業務アプリケーションを作成するにあたり、疑問に思う事があれば
まず「調べる」それから(1)就業先の社員の有知識者に聞くといった形で仕事を進めていました。
配属されて間もなく新規機能を任された事もありました。設計書に目を通す時間もあまりなかったのですが、
(2)その時心がけていたことは物事を順序立てて考える事です。そうすることでシステムの基本を
理解していれば、新しく手掛けるシステムもそれほど苦労なく構築できました。

難題にぶつかったときは通常のシステムの機能にとらわれず、(3)今までの設計とコーデイングの経験から、
さまざまな角度から考える事を心がけて仕事に取り組みクリアしてきました。


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「職務経歴書は職務要約と自己PR以外は箇条書きにして下さい。この企業は設計からテストまで
一貫してできる人材を求めているので、「活かせる経験・知識」で伝えましょう。・・・」といった形で
企業の情報を元にどこを修正したらよいか、的確に指導してくれました。
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